カエルを田んぼまで運んだ

大福を食べながら帰宅する際、道端で反復横跳びのようにぴょんぴょん飛び跳ねるカエルを発見した。

行き場がないのか焦っているのか常に同じところを飛び続けていた。

僕はそのカエルを哀れに思い、家の近くの田んぼまで素手で運んであげた。

田んぼに返すとカエルはすぐに水の中に飛び込み姿を消していった。僕はカエルを元いた場所へと返してあげることができていい気分になっていた。

 

だがしかし、家に帰ってからよく考えてみるとカエルのお家は本当にあの田んぼだったのだろうか?

僕は不法侵入の手伝いをしただけでカエルに罪を背負わせてしまったのではないだろうか。

もやもやとした気持ちで田んぼまで戻ったが、水の中に飛び込んだカエルをもう一度見つけることなんて到底不可能であった。

 

素手で持ったカエルは大福のように柔らかかった。

 

嘘です。

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ぬるきん(あずま)

身売り顔出し担当偏差値6億.com
無職で自分を切り売りしているおじさん。 女装したりタンバリンを叩いたりしながら生きています。 ワインで頭を洗えば、僕のファンができた時にファンの皆様が飲シャンしやすいと思うのでずっとワインで頭を洗っています。

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