メロンフロートの幸福感

みなさまはメロンフロートお好き?

メロンフロートとはメロンソーダの上にまぁるく白いバニラアイスを載せたもののことを言います。

緑色の透き通った液体の上に白くてまぁるい球体がぷかりと浮かんでいる。その様子も味も昔から好きで特別贅沢なものだと思っている。

 

喫茶店に入るとまずフロートがあるかを確かめて、いつもコーヒーを頼むかフロートを頼むかまよう。ソフトクリームが上に乗っているのもいい。くるくると綺麗にうずを巻いて浮かんでいるのもまた可愛らしい。

けれどやはり、フロートと言ったら、まぁるいバニラアイスが浮かんでいるものが鉄板だ。

 

ソーダフロートを頼むときは色も楽しみになる。
喫茶店によって水色のソーダを使うところと透明なソーダを使うところがある。「ソーダフロート」と、文字だけで欠かれている場合見たり聞いたりするまで色はわからない。

かと言っていちいち店員に
「このソーダフロートって何色ですか?」
と効くのもおかしい話だ。

 

ここはわからないということを逆手に取って、それを楽しみに変換する。グラスの形やストローの位置、アイスクリームの形、そしてソーダ水の色。考えながらフロートを待つ。たとえどんなものが来ようともそれはそれでいいものだ。

フロートを食べるときはまず一口水分を取る。コーヒーフロートだろうとメロンフロートだろうと同じだ。その後にフロートを食べる。

ガチガチに硬いアイスクリームだと非常に苦戦する。強く押し込むと、沈んで溶けてしまうからだ。だから表面をこするようにしてアイスクリームをとって食べる。溶けかけた部分を食べるのだ。これがいかにもクリームという感じがして美味しい。

 

個人的に一番好きなのは水面に浮かぶ氷の輪だ。フロートはアイスクリームとソーダ水との隣接部分に氷のリングができることがある。これが私的には非常に美しく感じる。触れると崩れる綺麗なリングは人生のようだ。そんなこと思ったことはないが。

アイスが溶けてきてもそれはそれでいいものだ。味の変化というふうに捉える。メロンソーダがクリーミーな味になるのも良いし、アイスクリームがほんのりシュワシュワしているのも良い。メロンフロートの上ではどのような事象もプラスに変換されていくのだ。

 

人生嫌なことがあったら一旦落ち着いてメロンフロートを頼んでボーっとしよう。気持ちを楽にして忘れることが最適なときもある。甘味に心をゆだねて一度楽になってみるのも良いかもしれない。

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ぬるきん(あずま)

身売り顔出し担当偏差値6億.com
無職で自分を切り売りしているおじさん。 女装したりタンバリンを叩いたりしながら生きています。 ワインで頭を洗えば、僕のファンができた時にファンの皆様が飲シャンしやすいと思うのでずっとワインで頭を洗っています。

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